流域という視点
境界ではなく、流れで考える
流域とは、雨が降り、川となり、海へ流れ着くまでの一つのまとまりです。
市町村の境界や行政区分とは異なり、自然がつくった「つながりの単位」です。
流域は、分けられない一つの環境
流域の中では、
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山で起きたことが
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川を通り
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里を経て
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海へ届きます
途中で切り離すことはできません。
どこか一部だけを見ても、全体は理解できません。
問題は流域全体に現れる
流域で起きる変化は、
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上流だけの問題
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下流だけの問題
として完結しません。
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山の荒れ
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土の流出
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栄養の偏り
は、時間をかけて流域全体に姿を変えて現れます。
人の活動も流域に含まれる
流域は、自然だけで構成されているわけではありません。
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農業
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生活排水
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管理の有無
人の営みも、水とともに流域の一部になります。
境界で考えると、ズレが生じる
行政や制度は、どうしても線で区切られます。
しかし流域では、
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問題の原因と
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問題が現れる場所
が、一致しないことが多い。
このズレが、対策を難しくしてきました。
流域で捉えると、つながりが見える
流域という視点に立つと、
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上流と下流
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山と海
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人と自然
が、一つの関係性として見えてきます。
個別に見えていた課題が、同じ流れの中に並びます。
循環を考える単位としての流域
循環は、
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点ではなく
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面でもなく
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流れ
として起きます。
流域は、循環を考えるための最小単位です。
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