竹林・獣害・雑草という「地域課題」
竹林・獣害・雑草
地域に積み重なる、見過ごされてきた課題
日本各地の里山や農地では、竹林の拡大・獣害の深刻化・雑草管理の限界といった問題が、個別ではなく 連鎖した「地域課題」として広がっています。
これらは一部の地域や個人の問題ではなく、構造的に積み重なってきた結果です。
竹林の問題|広がり続ける放置竹林
かつて生活資源として活用されていた竹林は、利用価値の低下と担い手不足により管理されなくなりました。
その結果、
-
周囲の森林や農地への侵入
-
地表植生の消失
-
土砂流出・景観悪化
といった問題が各地で発生しています。
竹は「問題」ではなく、活用されなくなった資源です。
獣害の問題|増え続ける野生動物被害
山の環境変化や人の関わりの減少により、シカ・イノシシなどの野生動物は人里へと下りてきています。
その影響は、
-
農作物被害
-
農業意欲の低下
-
耕作放棄地の増加
という 負の連鎖を生んでいます。
捕獲だけでは、根本的な解決にはなりません。
雑草の問題|管理できなくなった土地
雑草は自然な存在ですが、管理されない土地では問題となります。
-
農地の荒廃
-
害獣の隠れ場所化
-
景観・防災面での悪影響
雑草の増加は、土地との関係が断たれたサインでもあります。
課題は、別々ではない
竹林・獣害・雑草は、それぞれ独立した問題ではありません。
-
竹林の放置 → 獣の隠れ場所増加
-
獣害 → 農地放棄
-
農地放棄 → 雑草繁茂・さらなる荒廃
一つの断絶が、次の問題を生んでいます。
EcoreNの視点|「課題」を「資源」として捉え直す
一般社団法人EcoreN(エコーレン)は、これらを「解決すべき厄介ごと」ではなく、循環の起点となる資源として捉えています。
-
竹林整備 → 資源化・活用
-
獣害対策 → 捕獲後の利活用
-
雑草管理 → 土に還す循環
分断された関係を、再びつなぐこと。
それが私たちの取り組みの出発点です。
関連ページ
▶ 獣害が起きる構造